D.デュバル、復活優勝へ好発進！

　“裏番組”のサバイバル、米男子ツアーフォールシリーズ第1戦、バイキング・クラシック（ミシシッピ州、アナンデールGC）は現地時間9月30日に第1ラウンドの競技を終了。元ライダーカップ米国チームのメンバーで、世界ランクNo.1にも輝いたことのあるデビッド・デュバル（米）が好スタートを切った。

　米チャンピオンズツアーで活躍するジェイ・ハース（米）の息子、ビル・ハース（米）やアージュン・アトワル（インド）ら6人が首位に立ち、2ストローク以内に17人がひしめく大混戦となったこの日、復活優勝を目指すデュバルは4アンダー68をマークし、11位タイにつけた。2001年の全英オープンを含む米男子ツアー通算13勝を挙げているデュバルだが、その後は低迷。どん底生活を味わった。だが、復活に向けて今季は時折、光るプレーを見せており「また優勝するために十分ないいプレーができている」と胸を張った。

　この日は18ホール中15ホールでグリーンを捉え、6バーディを奪取。優勝争いのできる位置につけた。「復活してその状態を維持したい。昨日、自分の一番好きなコースについて話していたんだけど、ここはそのひとつだ」と、お気に入りのコースで復活の14勝目を狙っている。

　その他上位陣は、ハース、アトワルとともにビル・ルンデ（米）、ブレンドン・デ・ヨング（ジンバブエ）、ブレット・クイグリー（米）、ケン・デューク（米）の4人が6アンダー66で回り首位タイ、1打差の7位タイにチャーリー・ウィー（韓）ら4人が続いている。

　なお、日本勢で唯一出場している今田竜二は2オーバー74で100位タイと出遅れ。2日目以降の巻き返しを狙っている。