ライダーカップで場外アクシデント勃発?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/02 10:03
現地時間1日に開幕したライダーカップ(ウェールズ、セルティック・マナー・リゾート)。初日は降雨による7時間以上の中断もあり日没サスペンデッドとなったが、舞台裏で思わぬアクシデントが勃発していた。
同大会ではアメリカ、ヨーロッパの両チームがお揃いのウェアで登場するのが習わし。朝から雨に見舞われたこの日、アメリカチームは紺のレインウェアでチームマッチに挑むはずだった。ところが、スタート前に選手とキャディから「レインウェアが水を弾かずしみてくる」との訴えがあり、急きょPGA関係者がライダーカップのオフィシャルショップに出向き、新しいレインウェアを調達する事態に。
もちろん、ウェールズでの大会だけにアメリカチーム向けのウェアなど売っているはずもなく、ProQuip製のヨーロッパ・ライダーカップロゴ入りウェアが調達され、選手とキャディが着用することに。ウェアだけ見るとヨーロッパチームにしか見えないが、緊急事態ゆえ背に腹はかえられない。
幸い、レインウェアが必要だったのは午前中だけ。雨が上がった中断後は、“ヨーロッパもどき”のレインウェアを着用せずに済んだが、アメリカチームにとっては面白くない何ともしっくりこない出来事だった。ともあれ、これを厄払いにして今後はアクシデントがないよう祈りたい。