F.カプルス奪首! B.ランガー1打差2位で追走
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/03 08:33
各賞レースをリードするシニア界ツートップの間で本格的な優勝争いが勃発している。
米チャンピオンズツアーのエンシュア・クラシック at ロックバーン(ノースカロライナ州ロックバーンG&S)は現地時間2日に第2ラウンドの競技を行い、初日2位タイにつけていたフレッド・カプルス(米)が9バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの6アンダー66をマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばし、単独トップに躍り出た。同じく2位タイからスタートしたベルンハルト・ランガー(独)も7バーディ、2ボギーの5アンダー67の好スコアで通算11アンダー。わずか1打差でカプルスを追う展開となっている。
また、通算10アンダー3位タイにニック・プライス(ジンバブエ)とモリス・ハタルスキー(米)がつけたが、初日単独トップのピーター・シニア(豪)はスコアを伸ばせず通算7アンダー10位タイに後退した。
現在、賞金ランク1位のランガーと同2位のカプルス。今季ここまでの成績ではメジャー2勝含む5勝を挙げているランガーが優位に立っている。だが、最終戦のチャールズ・シュワブカップ選手権を含む残り5試合の展開次第ではカプルスの逆転もあり得る。ランガーの3年連続賞金王を阻止するためにもカプルスは最終日、“勝たなければならない”戦いが待っている。
なお、初日62位タイと出遅れた尾崎直道は第2ラウンドを4バーディ、1ダブルボギーの2アンダー70で回り、通算イーブンパー54位タイとわずかながら順位を上げている。