B.ハース単独首位 シード当落線上の選手にも注目
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/03 08:20
ライダーカップの裏で行われている米男子ツアーのフォールシリーズ初戦、バイキング・クラシック(ミシシッピ州、アナンデールGC)は現地時間2日に第3ラウンドの競技を終了。初日からトップを快走するビル・ハース(米)が、後続に4打差をつけ今季2勝目に王手をかけた。
予選ラウンドの36ホールをノーボギーの快調なプレーで終え、首位タイでこの日の第3ラウンドに臨んだハースは1番で今大会初ボギー。しかし、3番からの3連続を含む5バーディをハーフターンまでに奪うと、後半は12番パー3でダブルボギーを叩くなど出入りの激しいゴルフながら3アンダー69でホールアウト。通算15アンダーまでスコアを伸ばして単独トップに立った。
4打差の2位タイにマイケル・アレン(米)、ネイザン・グリーン(豪)、ブレンドン・デ・ヨング(ジンバブエ)の3人が続き、通算10アンダー単独5位にジェイソン・ボーン(米)がつけている。
フォールシリーズの全5試合を行った時点で賞金ランク125位以内に入らなければ、来季のシード権を獲得することはできない。今大会で現在首位のハースは今年1月のボブホープ・クラシックで優勝し、賞金ランク40位と来季のシードは安泰。だが2位タイにつけるアレン(賞金ランク166位)、ともに6位タイのクリス・ストラウド(米/賞金ランク125位)やジョー・デュラント(米/賞金ランク135位)にとって今大会で上位に食い込むかどうかは重要な問題だ。賞金ランクでトップ125に入るかどうかは死活問題だけに、最終日は優勝争いだけでなくシード当落線上の選手たちの動向にも注目したい。