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T.ビヨーン、ライダーカップ効果で首位タイ発進!

更新日:2022/10/26 00:57
T.ビヨーン、ライダーカップ効果で首位タイ発進!

 

 欧州ツアーのアルフレッド ダンヒル・リンクス選手権(セントアンドリュース=SA、カーヌスティー=C、キングスバーン=KB)は現地時間7日に第1ラウンドの競技を終了。先のライダーカップで欧州チームの副主将を務めたトーマス・ビヨーン(デンマーク)がカーヌスティーで6アンダー66をマークし、リカルド・ゴンザレス(アルゼンチン/C)、マーティン・レアード(スコットランド/SA)、マーテン・ラフェバー(仏/KB)の3人と共にトーナメントリーダーの座を分け合った。

 ライダーカップでは欧州チームの副主将の一人としてチームを支えたビヨーンだが、この日はライダーカップの選手たちより良いプレーを見せた。それでも本人は自身のパフォーマンスに全く驚いていない。「副主将は前にもやったことがあるからね。2004年にはベルンハルト・ランガー(独)の下で副主将を務めたし、ライダーカップの後も何をすべきかは分かっているつもりさ。米国に勝った月曜(4日)の夜でもしっかり睡眠を取らなくてはならないことも。明け方までパーティーをしてちゃいけないこともね」と、ライダーカップの勝利から若い選手がなかなか調子を戻せない中、ベテランらしくしっかりコンディションを調整したきた。

 その他、今年の全米プロ王者マーティン・カイマー(独/SA)が4アンダー68で11位タイとまずまずの位置につけているが、実力者たちのほとんどは出遅れ気味。今大会で優勝または2位の成績なら世界ランクNo.1の座につくリー・ウェストウッド(英/SA)、メジャー3勝を誇るアーニー・エルス(南ア/SA)、今年の全米オープン王者グレアム・マクドウェル(北アイルランド/SA)はいずれも2アンダー70で47位タイとなっている。

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