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今田3位タイ後退もV圏内! 単独首位にR.メディエート

更新日:2022/10/26 00:57
今田3位タイ後退もV圏内! 単独首位にR.メディエート

 

 浮き沈みの激しいゴルフで優勝戦線から脱落したかに見えた今田竜二だが、終盤の上がり3ホール連続バーディでV圏内に踏みとどまった。

 現地時間16日に行われた米男子ツアーのフォールシリーズ第3戦、フライズ・ドットコム・オープン(カリフォルニア州、コードベールGC)第3ラウンド。この日首位に3打差の単独2位からスタートした今田は出だしの1番でバーディを奪う幸先の良い滑り出し。だが前日までフェアウェイを確実にとらえていたティーショットの安定性を欠き、予選ラウンドの2日間で1つしか叩いていないボギーを前半2つ、後半2つ叩いてしまう。しかし、勝負どころの上がり3ホールで驚異的な粘りを見せ、なんと3連続バーディフィニッシュ。3日連続60台となる2アンダー69でホールアウトし、通算12アンダーの3位タイにつけた。単独首位のロッコ・メディエート(米)には5打差あるものの、米ツアー通算2勝目になんとか望みをつないでいる。

 今季はここまでトップ10入り2回。最高位はアーノルド・パーマー招待の7位タイでトップ5入りはない。シーズン前半はそこそこ成績を出していたが、後半は10試合以上で予選を突破できず、現在賞金ランク110位に低迷。背水の陣を敷く今田が最終日、08年AT&Tクラシックでのアメリカ初V以来2年ぶりとなる勝利を目指す。

 一方、初日から首位を快走するメディエートは47歳にして完全優勝に王手。3日目は我慢のゴルフが続いたが、終盤の15番パー5でイーグルを決め通算17アンダー単独トップでフィニッシュすると「この位置にいられることが自分でも信じられない」と謙遜した。3打差の2位のボ・バン・ペルト(米)、今田と同じ3位タイにアレックス・プルー(米)がつけ、昨年大会でプレーオフの末惜敗したリッキー・ファウラー(米)が通算11アンダー単独5位の好位置を確保している。

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