タイガー、来月のタイ訪問を心待ち

　タイガー・ウッズ（米）が母クルチダさんの故郷でもあるタイ訪問を心待ちにしているようだ。

　現地時間11月8日、タイ東部のアマタ・スプリングCCで行われるプミポン国王の戴冠60周年を記念するゴルフイベントに出場予定のタイガー。「前回タイでプレーしたのは2000年だった。今回のイベントは本当に楽しみにしているし、できれば勝ちたいと思っている。タイの人々はいつも本当に温かく迎えてくれる。だから今度は僕が恩返しする番だね」と主催者のリリースを通じてコメント。

　タイガーはWGCシリーズの今季最終戦、HSBCチャンピオンズ（11月4〜7日／中国、シャーシャン・インターナショナルGC）終了後にバンコク入りする見込み。翌朝早くにバンコク病院に赴き、82歳の国王を表敬訪問する予定となっている。その後、タイ国首相と会談してからアマタ・スプリングスCCへと向かい、タイ出身ゴルファーのトンチャイ・ジェイディー、ポール・ケイシー（英）、カミロ・ビジェガス（コロンビア）らと共にチャリティマッチでプレーする。

　今季は不倫騒動による出場自粛で序盤戦を棒に振り未勝利のままシーズンを終えたタイガーだが、今回のイベント終了後にはオーストラリアで豪州マスターズに出場する予定もあり、年内はまだまだ多忙のようだ。 （STATS-AP）