日本勢に明暗! 美香5位タイ発進、桃子は大荒れ64位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/10/30 09:41
米女子ツアーのLPGAハナバンク選手権(韓国、スカイ72GCオーシャンC)が現地時間29日に開幕。第1ラウンドでは日本勢2人が明暗を分けた。
9週間守り続けた世界ランク1位から同3位に後退した宮里藍は今大会を欠場。その穴を埋めているのが目下絶好調の宮里美香だ。米ツアーで出場3試合連続トップ10入りの美香は、この日も安定したプレーで3バーディ、1ボギーの2アンダー70をマーク。首位に並ぶビッキー・ハースト(米)、キム・ソンヒ(韓)に2打差の5位タイと好位置を確保した。
しかし、米ツアーでの先輩・上田桃子は8番パー3で痛恨のトリプルボギーを叩き意気消沈。2バーディ、4ボギー、1トリプルボギーの5オーバー77と大乱調で、出場74選手中64位タイと大きく出遅れてしまった。
首位タイの2人はともにツアー未勝利。米国籍だが母親が韓国人で多くの親戚が韓国に住むハーストは「ここで勝てれば最高」と初優勝の照準を合わせ、一方のキムも「地元だから皆に注目されてプレッシャーもあるけど、もし勝てれば普段の試合の数倍は嬉しいと思う」と母国での金星を狙っている。キムは未勝利ながら世界ランク8位につける実力者だけに、やはり米ツアー初Vを狙う美香にとっては手強い存在となりそうだ。
その他、世界ランクNo.1に返り咲いたばかりのクリスティー・カー(米)は1アンダー71で13位タイ。同ランク2位で地元期待の申智愛(韓)は1オーバー73で35位タイとやや出遅れている。