E.エルスがVに意欲!「パットさえ入ればチャンスある」
更新日:2010/10/30 20:33
掲載日:2010/10/30 09:39
米男子ツアーとアジアンツアーの共催大会、CIMBアジア・パシフィック・クラシック・マレーシア(ザ・マインズリゾート&GC)は現地時間29日、第2ラウンドの競技を終了。米ツアー通算3勝のベン・クレーン(米)とタイ出身の26歳パリヤ・ジュンハサワスディクルの2人が、通算11アンダーまでスコアを伸ばし首位の座を分け合った。
初日単独トップのリッキー・バーンズ(米)はライアン・ムーア(米)と並び通算10アンダー3位タイに後退。人気者のアダム・スコット(豪)とルーク・ドナルド(英)が通算8アンダー6位タイの好位置をキープしている。
そしてもう1人、地元ギャラリーの注目を集めているのが前週グランドスラム・オブ・ゴルフで優勝を飾ったアーニー・エルス(南ア)。この日のエルスは「ショットが良かったのでほぼ全てのホールでパーオンできた」と好調さをアピール。通算7アンダーでトップ2人に4打差の9位タイにつけているが「パットさえもう少し決まれば週末(優勝の)チャンスがありそうだ」と、新設トーナメントの初代チャンピオンの座に照準を合わせた。
「コースの攻略法が見えてきた。グリーンのクセも分かってきたから週末が楽しみ。ビッグスコアが期待できそうだ」と、自信をのぞかせる“ビッグイージー”の動向から目が離せない。
一方、日本勢唯一出場の平塚哲二はボギー先行の中で終盤に3連続バーディを奪いホールアウト。第2ラウンドを1アンダー70で回り、通算1アンダー30位タイにつけている。