L.ウェストウッド2位発進! 世界ランクNo.1の行方は…?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/11/05 10:56
リー・ウェストウッド(英)が、WGC-HSBCチャンピオンズ(現地時間4日/中国、シャーシャン・インターナショナルGC)第1ラウンドで6アンダー66をマーク。首位のフランセスコ・モリナリ(伊)に1打差の単独2位につけ、大会直前になったばかりの世界ランクNo.1の座を守るために好スタートを切った。
ふくらはぎの筋肉を傷めしばらく試合から遠ざかっていたが、休養中にいつの間にか世界ランクの頂点に立っていたのは皮肉でもある。しかし、2位に転落したタイガー・ウッズ(米)、3位マーティン・カイマー(独)、4位フィル・ミケルソン(米)の3人との差はほんの僅か。今大会の結果次第ではたちまち順位が変動してしまう状況にある。
そんな中「今日は自分自身楽しんでプレーすることだけを考えていた。自分が世界ランクNo.1になった理由を見ている人に少しでも分かってもらえたら嬉しいよ」と、無欲でのラウンドが好発進につながった。とはいえ、まだ残り3日間54ホールある。世界ランクトップ4のうち、カイマーだけはイーブンパー72で35位タイと出遅れたが、タイガーは4アンダー68で6位タイ、ミケルソンは3アンダー69で9位タイといずれも優勝が狙える位置につけており油断は禁物。世界一の座を巡る戦いは、ゴルフの新興マーケット、中国を舞台にまだまだ続く。