馬場&申が首位タイ! 藍はイーグル発進も7打差40位タイ
日米両女子ツアー共催のミズノクラシックは5日、三重県の近鉄賢島カンツリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。出場78選手中アンダーパーが39人と初日から激しいバーディ合戦となる中、現世界ランクNo.1の申ジエ(韓)と馬場ゆかりが7アンダー65をマークし首位タイに立った。一方、今季米ツアー5勝を挙げる宮里藍は1イーグル、2ボギーのイーブンパー72で回り、40位タイとやや出遅れてしまった。
宮里は1番パー5のスタートホール、残り30ヤードほどの3打目を直接カップインさせる絶好の滑り出し。ところが、その後はなかなかパットが決まらず2番からスコアカード通りのプレーでハーフターン。後半12番でこの日初ボギーを叩くと、14番では5メートルのパーパットがカップに蹴られ2つ目のボギー。1番チップインイーグルの貯金を吐き出してしまう。それでも16番ではバンカーからナイスリカバリーを披露してパーセーブ。最終18番でもグリーン手前のカラーから長いパーパットをねじ込み、なんとかイーブンパー72でホールアウトした。
宮里にとってはシーズン最後の日本での大会。開幕前には「ファンの皆さんには是非とも期待してもらいたいですね。プロとして期待されないことほど悲しいことはありませんから」と語っていた。首位タイの馬場&申に7打差で迎える第2ラウンド、母国のファンの応援を力に変えた“藍チャージ”に期待がかかる。
上位陣は、トップと1打差の単独2位にモーガン・プレッセル(米)が続き、2打差の4位タイに有村智恵、佐伯三貴ら5人。その他、国内ツアー賞金ランクトップのアン・ソンジュ(韓)は宮里美香らと並び4アンダー68で9位タイ。賞金ランク2位の横峯さくらは3アンダー69で14位タイからのスタートとなった。