遼、連日のダボで33位タイ… 日本勢最高位は池田と平塚
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦HSBCチャンピオンズは現地時間5日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に第2ラウンドの競技を行い、初日35位タイの石川遼が3バーディ、1ダブルボギーの1アンダー71をマーク。通算1アンダー33位タイとわずかながら順位を上げた。この日3位タイスタートの池田勇太は3オーバー75とスコアを落とし、通算2アンダー25位タイ。日本選手で好調なのは平塚哲二で、71-71と2日連続アンダーパーで回り池田と並び25位タイで日本勢最高位につけている。
石川は序盤の2番パー5で3メートルのバーディチャンスを外すと、続く3番では2メートルのパットがショートしバーディを奪えず。7番でようやく2.5メートルのバーディパットを沈め、後半11番もバーディとして通算2アンダーまでスコアを伸ばす。ところが、前日池ポチャからダブルボギーを叩いた13番でまさかの2日連続ダブルボギー。17番のバーディでなんとかアンダーパーに戻したものの、第2ラウンドを終え首位のフランセスコ・モリナリ(伊)とは8打差と大きく水をあけられてしまった。
一方、初日3位タイの好発進を切っていた池田勇太はバーディなしの3ボギー、1ダブルボギーと大乱調でハーフターン。後半をノーボギーの2バーディで回り巻き返したが、通算2アンダー25位タイと順位を落としてしまった。
その他日本勢では、宮本勝昌が通算イーブンパー40位タイ、松村道央が通算1オーバー47位タイ、薗田峻輔が通算5オーバー62位タイ、藤田寛之が通算6オーバー66位タイ。丸山茂樹は肩痛のため第2ラウンドのスタート前に棄権している。
上位陣は、モリナリが通算9アンダー単独トップに立ち、現世界ランクNo.1のリー・ウェストウッド(英)が1打差の単独2位。そのウェストウッドからNo.1の座を奪還しようと燃えるタイガー・ウッズ(米)は、この日後半にスコアを崩し通算4アンダーの9位タイ。同じ9位タイにディフェンディング・チャンピオンのフィル・ミケルソン(米)らがつけている。