F.モリナリ首位、L.ウェストウッドも好位置キープ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/11/07 11:20
世界ランクNo.1として迎える初めての試合でリー・ウェストウッド(英)が好調なプレーを続けている。
中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に開催されているWGC-HSBCチャンピオンズは現地時間6日、第3ラウンドの競技を終了。初日から首位を快走するフランセスコ・モリナリ(伊)が13番でフェアウェイからのセカンドショットを直接カップにねじ込むチップインイーグルを奪って5アンダー67をマーク。通算14アンダーまでスコアを伸ばし単独トップの座を守った。
そして、初日からモリナリを1打差で追走するウェストウッドもノーボギーの5アンダー67で回り、通算13アンダー単独2位と絶好のポジションをキープ。早くも世界ランクNo.1の貫禄を見せつけている。その他、通算10アンダー単独3位にルーク・ドナルド(英)が続き、通算8アンダー4位タイにアーニー・エルス(南ア)、ロス・フィッシャー(英)、リッチー・ラムゼイ(スコットランド)がつける展開。
米国勢最高位は不振が続くタイガー・ウッズ(米)の通算3アンダー17位タイで、上位にはずらりと欧州ツアーを主戦場とするプレーヤーが並んでいる。ヨーロッパ勢は9月に行われたライダーカップでも米国チームを撃破しており、今季4つのメジャーのうち2勝を挙げるなど、80年代中盤の欧州黄金時代を彷彿とされる活躍が目立っている。
リードを広げたモリナリがこのまま完全優勝を成し遂げるのか? それとも世界ランクNo.1のウェストウッドが逆転Vを達成するのか? 舞台の中国がまるで欧州ツアーの様相を呈している。