J.クックが優勝 年間王者はB.ランガー
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/11/08 08:05
雨の中の戦いをジョン・クック(米)が制し、年間王者の栄冠はベルンハルト・ランガー(独)の頭上に輝いた。
賞金ランクトップ30のみに出場が許される米チャンピオンズツアーのシーズン最終戦、チャールズ・シュワブカップ選手権(カリフォルニア州、ハーディングパークGC)は現地時間7日に最終ラウンドを行い、2位からスタートしたクックが4アンダー67をマーク。通算17アンダーで今季初優勝、ツアー通算5勝目を飾った。
2打差の単独2位に前日『61』と爆発したマイケル・アレン(米)。さらに通算12アンダー3位タイにランガーとデビッド・フロスト(南ア)が入った。ランガーはこれで3年連続賞金王が決定。成績をポイントに換算して順位を競うチャールズ・シュワブカップ王者にも輝いたことになる。
最後までランガーとタイトル争いを演じたシニアルーキーのフレッド・カプルス(米)は最終日に4アンダー67とスコアを伸ばしたが、通算9アンダー10位タイに食い込むのがやっと。賞金ランク&チャールズ・シュワブカップポイントランクともにランガーの後塵を拝し2位に終わった。
一方、3年ぶりにこの大会に出場した尾崎直道は最終日3バーディ、2ボギーの1アンダー70にスコアをまとめたが、通算イーブンパーでトム・ワトソン(米)と並び22位タイフィニッシュ。シーズン最終戦は不完全燃焼に終わったものの、賞金ランク28位で来季シード権だけはしっかりと確保している。