豪州で連覇狙うタイガーは17位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/11/12 11:14
豪州ツアーのJBWereマスターズ(オーストラリア、ザ・ビクトリアGC)は現地時間11日、第1ラウンドの競技を行い、ディフェンディング・チャンピオンのタイガー・ウッズ(米)が3バーディ、1ボギーの2アンダー69をマーク。トップと4打差の17位タイとまずまずの位置につけた。ショットは好調だったが肝心のパットが入らず、「6アンダーくらいまでは出てもおかしくなかった」とため息混じりに話すタイガー。昨年のこの大会以来優勝から遠ざかっているだけに、連覇を遂げて1年ぶりに勝利の美酒を味わいたいところだ。
一連の不倫騒動と今季序盤の出場自粛の直接的な原因となった交通事故は、昨年大会優勝からわずか数週間後のこと。そろそろ過去を振り払い、強い男としての姿を見せるべきとき。未勝利に終わった今季について「勝つ準備ができていないゴルフだったということ。スイング改造などもあり、不安定な部分もあった。パットの調子も悪かったしね」と冷静に分析したタイガーだが、自信も取り戻しつつある。果たして今大会での王者復活はあるのか。
なお、第1ラウンドを終えトーナメントをリードしたのは6アンダー65のアダム・ブランド(豪)、アリスター・プレスネル(豪)、ダニエル・ガウント(豪)の地元勢3人。1打差の4位タイでガレス・パディソン(豪)らが追う展開となっている。セルヒオ・ガルシア(スペイン)は2オーバー73で67位タイと出遅れた。