藍一歩後退も4位タイ P.クリーマーが単独トップ!
米女子ツアーのロレーナ・オチョア招待は、元世界ランクNo.1のオチョアの故郷、メキシコのグアダラハラCCを舞台に現地時間12日、第2ラウンドの競技を終了。3位タイからスタートしたポーラ・クリーマー(米)が8バーディ(2ボギー)の猛攻で6アンダー66をマークし、通算10アンダーで、2位のスーザン・ピーターセン(ノルウェー)に1打差をつけて単独トップに躍り出た。
通算8アンダー、単独3位には前週のミズノクラシックで優勝争いを演じたステイシー・ルイス(米)が続き、初日3位タイ発進の宮里藍は通算7アンダーで、キム・インキョン(韓)、ミーナ・リー(韓)、キャサリン・ハル(豪)らと並ぶ4位タイに一歩後退した。また初日64と爆発し単独首位発進を切ったクリスティ・カー(米)はダブルボギーを連発するなど乱れ、前日より12打悪い『76』の大叩き。通算4アンダーで14位タイまで順位を下げている。
「ショットもパットも思い通りに打つことが出来ました。途中ボギーもあったけれど、終盤盛り返すことが出来て明日に繋がります。去年は2位でしたが、今年はそれより1つ上の順位を狙いたい」と単独トップのクリーマーは全米女子オープン以来の勝利に意欲をのぞかせた。3打差の4位タイにつけ、8月以来6試合ぶりの優勝を狙う宮里にとっては手強い相手となりそうだ。
一方、マレーシア、韓国、日本、メキシコと転戦続きで時差ボケに苦しむ宮里美香は上がり2ホール連続バーディで2アンダー70をマーク。通算2アンダー、21位タイにつけている。
また引退試合となった4月のトレス・マリアス選手権以来の出場となるホステスプロのオチョアは、1アンダー71でまわり通算1オーバー、単独26位。なおディフェンディングチャンピオンのミッシェル・ウィー(米)は腰痛のため第1ラウンド終了時点で棄権を表明している。