タイガー連覇に黄信号、S.ガルシアが急浮上!
更新日:2010/11/14 08:48
掲載日:2010/11/13 13:09
豪州ツアーのJBWereマスターズ(オーストラリア、ザ・ビクトリアGC)は現地時間12日、第2ラウンドの競技を行い、初日首位タイのアダム・ブランド(豪)が通算10アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに浮上。一方、ディフェンディング・チャンピオンのタイガー・ウッズ(米)は3バーディ、4ボギーの1オーバー72とスコアを落とし、通算1アンダーの16位タイ。2日目を終えた時点で首位に9打差をつけられ、早くも大会連覇に黄信号が灯っている。
初日に続きパッティングの不調に苦しむタイガー。この日は1番でバーディ発進を切ったものの、その後は2ボギー、1バーディ、2ボギー、1バーディでホールアウトし、結局スコアを伸ばすことはできなかった。「好スタートからさらにバーディを奪い、ラウンドの良い流れをつくることが必要だ。しかし今週はそれがまだできていない」と口も湿りがち。
対称的に、初日67位タイと出遅れていたセルヒオ・ガルシア(スペイン)が第2ラウンドで猛チャージを見せた。インスタートの前半をボギーなしの3バーディで折り返すと、後半も順調にスコアを伸ばしノーボギーの6アンダー65をマーク。60人以上をごぼう抜きにして通算4アンダー単独4位まで急浮上した。かつて“神の子”と呼ばれながらも約2年間優勝から遠ざかっている男が、オーストラリアの大地で復活Vを目指す。