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佐伯が首位キープ! さくらは優勝戦線から一歩後退

更新日:2022/10/26 00:57
佐伯が首位キープ! さくらは優勝戦線から一歩後退

 

 国内女子ツアーの伊藤園レディスゴルフトーナメントは13日、千葉県のグレートアイランド倶楽部を舞台に第2ラウンドの競技を行い、前日トップの佐伯三貴が3バーディ、1ボギーの2アンダー70でホールアウト。2位のイ・ナリ(韓)と僅か1打差ながらもトーナメントリーダーの座をキープし最終日へ。2007年のフジサンケイクラシック以来となる、ツアー2勝目に王手をかけた。

 順位が激しく入れ替わるムービングサタデー。忘れかけていた優勝への重圧が佐伯の肩にのしかかる。パープレーを続けた4番でボギー、直後にバーディを奪いイーブンに戻すも、少し踏み外せば一気に転落しかねない綱渡りのようなプレーが続いた。それでも後半はボギーなしの2バーディと粘り強くプレーし首位を堅持。自身3年ぶりの戴冠へ、いよいよラストスパートに入った。

 一方、ディフェンディング・チャンピオンで第1ラウンド、4アンダー2位と好発進の横峯さくらはこの日、前半で1つスコアを伸ばして佐伯と並ぶトップで後半へ。だが10番でいきなりボギーを叩くなどアプローチが安定せず波に乗れない横峯は、我慢のゴルフが続く。17番でも大事なパーパットを決めきれずスコアを落とし、1バーディ、2ボギーの1オーバー73で第2ラウンドを終え、通算3アンダー4位タイ。トップとは4打差となり、逆転賞金女王へ望みをつなぐ優勝争いから一歩後退した。

 また、この日チャージを見せたのが2アンダー3位タイスタートのイ・ナリ。出だしでボギーとつまずくも徐々に調子を上げ、インに入ってから4つのバーディを奪い4アンダー68のラウンド。通算6アンダー単独2位から逆転優勝を狙う。尚、現在賞金ランキングトップを快走するアン・ソンジュ(韓)は、11番でトリプルボギーを叩くなど精彩を欠き、通算イーブンパーで15位タイに沈んでいる。

 その他上位は、首位と3打差の単独3位に中田美枝。横峯と並ぶ4位タイに井上葉香、宋ボベ(韓)が続き、大山志保ら5人が通算2アンダー7位タイで最終ラウンドに臨む。

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