A.スコット大会3勝目王手! 丸山は25位タイに再浮上
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/11/14 08:52
かつて世界ランク3位に君臨したこともあるアダム・スコット(豪)が05年、06年に続く大会3勝目に向け熾烈なデッドヒートを演じている。
欧州ツアーのバークレイズ・シンガポール・オープン(シンガポール、セントーサGC)は現地時間13日、日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。首位からスタートしたスコットと2打差の2位からスタートしたイアン・ポルター(英)が序盤からマッチレースさながらのシーソーゲームを演じる展開。一時2人が並ぶ場面もあったが、勝負どころの16番で3.5メートルのバーディパットをしぶとく沈めたスコットがポルターを一歩リード。2アンダー69にスコアまとめ、通算14アンダーで首位の座を守った。
1打差の2位タイにポルターのほか、世界ランク567位の伏兵カン・キョンナム(韓)がつけており、通算12アンダー単独4位に全米オープンチャンピオンのグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が続いている。また、ムービングデーのこの日6アンダー65で回ったアンダース・ハンセン(デンマーク)が通算11アンダーで前日の26位タイから単独5位に浮上。前週優勝のフランセスコ・モリナリ(伊)も4アンダー67をマークし、通算8アンダーで前日の40位タイから9位タイに浮上した。
日本勢では、通算6アンダーの岩田寛が20位タイにつけているのが最高。第1ラウンドで64をマークしながら第2ラウンドで74を叩き40位タイまで後退していた丸山茂樹は、第3ラウンドを1アンダー70で回り通算5アンダー25位タイに順位を上げた。その他、谷原秀人が通算2アンダー46位タイ、平塚哲二は通算1アンダー55位タイに低迷中。原口鉄也と市原弘大はすでに予選で姿を消している。