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R.ギャリガスが逆転V! R.サッチャー2位でシード獲得

更新日:2022/10/26 00:57
R.ギャリガスが逆転V! R.サッチャー2位でシード獲得

 

 今年6月のセントジュード・クラシックで、現在の世界ランクNo.1リー・ウェストウッド(英)にプレーオフで敗れ悔しい思いをしたロバート・ギャリガス(米)が、シーズン最後の戦いでリベンジを果たした。

 米男子ツアーのフォールシリーズ最終戦、チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・クラシック(フロリダ州、マグノリアGC他)は現地時間14日に最終ラウンドを行い、この日ノーボギーの8アンダー64をマークしたギャリガスが通算21アンダーで優勝。5打差を引っくり返す大逆転Vで嬉しいツアー初勝利を飾った。

「信じられない気分だ」と万感の思いを込め、シンプルに感想を打ち明けたギャリガス。5か月前のセントジュード・クラシックでは最終日最終ホールまで後続を3打リードしておきながら、最後の最後に痛恨のトリプルボギーを叩きプレーオフで涙を呑んだ。しかし、今回は勝負どころの16番、17番で10メートル、7.5メートルのロングパットを沈めると、最終18番ではショットを曲げヒヤリとさせられる場面もあったが、無難にパーで締めくくり初の栄冠をもぎ取った。

 一方、後続に4打差の単独首位からスタートしたローランド・サッチャー(米)はバックナインで3ボギーを叩きギャリガスの後塵を拝したが、通算18アンダー単独2位でフィニッシュ。大会前の賞金ランク179位から来季シード権が与えられる122位に浮上し、「勝てなかったのにこんなに喜ぶヤツはあまりいないだろう。でも今は安堵の気持ちで一杯だ」と、逆転でのシード獲得に胸をなで下ろしていた。

 その他、21歳のリッキー・ファウラー(米)が最終日に6アンダー66をマークし、通算17アンダー3位タイに食い込み賞金ランク22位でシーズンを終えた。同じく3位タイに入ったジョンソン・ワグナー(米)は賞金ランクで153位から126位に順位を上げたが、シード権圏内のトップ125にあと一歩及ばなかった。

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