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A.スコットが大会3勝目!

更新日:2010/11/16 13:35
A.スコットが大会3勝目!

 

 アダム・スコット(豪)が、長丁場を乗り切って欧州ツアーおよそ3年ぶりの勝利を飾った。

 バークレイズ・シンガポール・オープン(シンガポール、セントーサGC)は現地時間14日に最終ラウンドのプレーを行ったが、雷雨の影響で5時間半の競技中断。結局わずか3人しかホールアウトできない異例の展開で日没サスペンデッド。翌15日に持ち越された最終ラウンドでは、スコットがリードを守り切り今大会3度目の優勝で幕を下ろした。

 中断した時点で8番までプレーを終え、2位のイアン・ポルター(英)に3打差の通算17アンダーで単独首位に立っていたスコットは、残り10ホールを2バーディー、2ボギーでプレー。最終ラウンドを3アンダー68で終えて17アンダーをキープし、2位のアンダース・ハンセン(デンマーク)に3打差をつけて逃げ切った。05と06年にも優勝しているゲンのいい大会でうれしい3勝目を挙げ、「すごくいい気分。またここで勝てて本当にうれしい」と声を弾ませていた。

 その他の上位陣は、通算13アンダーの3位にグラエム・マクドウェル(北アイルランド)とリカルド・カールバーグ(スウェーデン)。サスペンデッドとなる前までは3打差でスコットを追っていたポルターは、再開後に崩れて通算11アンダーの6位タイ。欧州ツアー賞金王を目指すマーティン・カイマー(独)は、通算9アンダー10位タイでフィニッシュしている。

 日本勢では、丸山茂樹が通算8アンダー14位タイ、岩田寛がフランセスコ・モリナリ(伊)と並ぶ通算6アンダー21位タイ。また平塚哲二、谷原秀人は通算1オーバー54位タイで終えた。(STATS-AP)

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