ツアーニュース

さくら2位タイ浮上! 昨季女王の意地見せた!

更新日:2022/10/26 00:57
さくら2位タイ浮上! 昨季女王の意地見せた!

 

 国内女子ツアーの今季最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは26日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。9位タイからスタートしたディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらが3バーディ、2ボギーの1アンダー71で回り、通算1アンダーとして単独トップの宮里美香に2打差の2位タイへ浮上した。

 初日をイーブンパーで終え「全体的には悪くない。メリハリをつけて攻めるところは攻めていきたい」と語っていた横峯だが、この日は4番でボギー先行、後半11番で再びボギーを叩き一時トップ10圏外まで後退してしまう。ところが、ここから昨季賞金女王の意地を見せる。直後の12番でようやく初バーディを奪うと、14番、15番で2連続バーディ。さらに難関の上がり3ホールをパーで凌ぎ、上位陣が軒並みスコアを崩す中できっちりアンダーパーにスコアをまとめホールアウトした。

 今大会で横峯が優勝すればツアー史上最速となる187試合目で生涯獲得賞金7億円に到達。また、予選落ちのない今大会で棄権などをせず4日間戦い抜けば史上初の4年連続シーズン獲得賞金1億円突破も決まる。2年連続賞金女王に輝くことはできなかった横峯だが、大会最終日の最終ホールまで見せ場をつくってくれそうだ。

 今季最終戦にしてシーズン最後の公式戦でもあるLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ。国内メジャー特有の難コンディションに第2ラウンドをアンダーパーで回ったのは横峯と宮里のたった2選手のみ。その宮里はこの日2バーディ、1ボギーの1アンダー71をマークし、初日の4位タイから通算3アンダー単独トップに躍り出た。その他、初日首位発進の森田理香子は最終18番でトリプルボギーを叩き、横峯と同じ通算1アンダー2位タイに後退。今季賞金女王のアン・ソンジュ(韓)は通算イーブンパー4位タイ、有村智恵は通算2オーバー9位タイにつけている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. さくら2位タイ浮上! 昨季女王の意地見せた!
×