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M.カイマー好位置キープ 賞金王争い勝負あり?

更新日:2022/10/26 00:57
M.カイマー好位置キープ 賞金王争い勝負あり?

 

 最終戦までもつれ込んだ賞金王争いだが、どうやらマーティン・カイマー(独)のタイトル戴冠は確実な状況となってきた。

 現地時間26日に行われた欧州ツアーの今季最終戦ドバイ世界選手権(UAE、フメイラー・ゴルフ・エステーツ)第2ラウンド。現在賞金ランクトップのカイマーは通算7アンダーまでスコアを伸ばし、首位に2打差の4位タイと好位置をキープ。賞金ランク2位のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が逆転で賞金王のタイトルを奪うには約29万ユーロ(約3,200万円)差を埋めなければならず、そのためにはカイマーに大差をつけて上位に入る必要がある。しかし、マクドウェルは第2ラウンドを終え通算1オーバー42位タイに低迷し、逆転賞金王は絶望的な戦況。話題は早くもカイマーが世界ランクNo.1に浮上するかどうかに移っている。

 現世界ランクNo.1のリー・ウェストウッド(英)は通算8アンダー単独3位と、今のところはカイマーよりも上位に立っている。だが仮に残り2日間でカイマーが逆転して優勝を飾れば、ウェストウッドを抜いてNo.1に浮上する可能性は高い。渦中のカイマーは「タイトルや世界ランクのことより、今はただこのトーナメントに勝つこと。それが僕にとっての最大の目標」ときっぱり。今大会終了の瞬間、25歳の若き賞金王、そして若き世界No.1プレーヤーの誕生を目撃することができるかもしれない。

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