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さくら「自分を信じるだけ」 7位タイで今季最後のラウンドへ

更新日:2010/11/27 20:39
さくら「自分を信じるだけ」 7位タイで今季最後のラウンドへ

 

 国内女子ツアーの今季最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは27日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日2位タイに浮上したディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらだったが、この日はノーバーディの6オーバー78と大乱調。通算5オーバーまでスコアを落とし、首位の朴仁妃(韓)と7打差の7位タイに後退してしまった。

 地元・宮崎の大ギャラリーに囲まれながら最終組でのラウンド。賞金女王から陥落した悔しさを払拭するべく、大会連覇に並々ならぬ闘志を燃やす横峯に目に見えない重圧がのし掛かった。まずは3番でボギーが先行すると、5番パー3では3パットで再びボギー。バーディを1つも奪えず前半だけでスコアを2つ落としてしまう。後半に入っても11番パー5のチャンスホールでアプローチのミスからボギーを叩き、14番までまさかの4連続ボギー。それでも、15番ではカラーから20メートルほどのロングパットをナイスタッチで合わせパーをセーブ。16番でも5メートルのパーパットをなんとか沈め、トップ10圏内に踏みとどまり最終日へ臨むことになった。

「バーディが1つも取れないのは本当に辛かったです。今日のプレーが明日じゃなかったのがせめてもの救い」と第3ラウンドを振り返った横峯。前日2位タイに浮上した後には「優勝でシーズンを締めくくりたい気持ちは強いです。あとは自分を信じてプレーすることだけ…」と語っていたが、今季最後のラウンドとなる明日の最終日、果たして「自分を信じる」ことができるのか。

 上位陣は、朴仁妃が通算2アンダー単独トップに立ち、3打差の2位タイで宮里美香、不動裕理、今季賞金女王のアン・ソンジュ(韓)が続く展開。以下、通算3オーバーの5位に佐伯三貴、通算4オーバーの6位に有村智恵がつけている。

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