全英王者L.ウーストハウゼンは出遅れ110位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/10 11:07
故郷に錦を飾ろうとした全英オープンチャンピオンのルイス・ウーストハウゼン(南ア)だが、初日で大きく出遅れてしまった。
南アフリカのサンシャインツアーと共催で開催される欧州ツアーの2011シーズン開幕戦、アルフレッド・ダンヒル選手権(現地時間9日/南ア、レパード・クリークGC)第1ラウンド。ウーストハウゼンは4バーディを奪いながらも4ボギー、2ダブルボギーと出入りの激しいゴルフで4オーバー76。首位のアンソニー・マイケル(南ア)と10打差の110位タイと下位からのスタートとなった。全英優勝後、足首の故障で約2か月間試合を離れたウーストハウゼンだが、すでに完全復活を宣言。母国での復活Vのためにも、残り3日間の巻き返しに期待がかかる。
一方、初日首位発進のマイケルは25歳のツアールーキー。ジュニア時代は野球でその名を知られた選手で、10歳のとき南ア代表として日本に試合をしに来たこともあるという。だが、米オクラホマシティ大留学中に南アのスポーツが死滅しかけていることを考えてゴルフに転向した心意気の持ち主だ。「僕はプレッシャーがかかった方が良いプレーができる。どうしてか分からないけど、いつもプレッシャーを楽しむことができるんだ」と、すでに大物の風格を漂わせている。