連覇狙うP.マーティンが首位肉薄
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/12 09:40
辛くも首位を守ったルーキーのアンソニー・マイケル(南ア)に、ディフェンディング・チャンピオンのパブロ・マーティン(スペイン)が1打差と迫った。
南アフリカのサンシャインツアーと共催で行われている欧州ツアーの2011シーズン開幕戦、アルフレッド・ダンヒル選手権(南ア、レパード・クリークGC)は現地時間11日に第3ラウンドの競技を終了。難しいピンポジションに各選手ともスコアメイクに苦しむ中、初日から首位を走るマイケルは4バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフながら1アンダー71にまとめ、通算10アンダーで単独トップをキープ。
しかし、背後にはツアー屈指の飛ばし屋で07年には欧州ツアー史上初のアマチュアチャンピオンに輝いたマーティンが肉薄。バックナインで2イーグルを奪いスコアを4つ伸ばすと、首位のマイケルに1打差の2位タイに浮上し25歳のルーキーにプレッシャ−をかけている。また、予選を突破した選手の中で最も世界ランク上位(39位)のチャール・シュワーツェル(南ア)が通算7アンダー4位タイの好位置に浮上した。
世界ランク890位のマイケルが1打リードで最終日を迎えるわけだが「正直、重圧はあるよ」と本音を吐露。「今日は緊張して出だし3ホールで2ボギーを叩いたけど、その後挽回することができた。最終日はなんとか逃げ切りたいね」と、果敢にツアー初優勝を目指す構えだ。なお、地元期待の全英オープン覇者ルイス・ウーストハウゼン(南ア)はカットラインに1打足りず予選落ちを喫している。