17歳J.コルダが首位浮上 金子27位タイ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/12 10:44
17歳の現役高校生ジェシカ・コルダ(米)がツアー経験者を抑え、クォリファイング・トーナメント(QT)で単独トップに浮上した。
来季の出場権をかけて戦う米女子ツアーのファイナルQT(フロリダ州、LPGAインターナショナル)は現地時間11日、予選ラウンド最終日となる第4ラウンドの競技を行い、2位タイからスタートしたコルダが5バーディ、2ボギーの3アンダー69をマーク。通算9アンダーまでスコアを伸ばし、2位のアリー・ソン(韓)に2打差をつけ首位に躍り出た。3打差の3位に前日までトップを走っていたリビー・スミス(米)がつける展開。
「初日と2日目は全くパットが入ってくれませんでしたけど、昨日からようやくバーディパットが決まるようになりました。明日もう1日、新たな気持ちでミスを最少限に減らせるよう頑張ります」とコルダ。ファイナルQTは5日間90ホールの長丁場で競われ、72ホール目の予選カットで上位70位タイまでが最終日の決勝ラウンドにコマを進める方式だが、17歳のアマチュアが堂々のトップで決勝ラウンド進出を決めたことになる。
日本勢では、ハワイ在住の20歳・金子絢香が通算2オーバー27位タイと上位20名に与えられるフルシードまであと一歩。韓国の高校に通う18歳・野村敏京と福島出身の21歳・中田順子が通算4オーバー37位タイにつけ、神奈川出身の28歳・西山ゆかりが通算9オーバー68位タイとカットラインぎりぎりで決勝ラウンドに進んだ。