米女子ツアーQT 18歳野村がコンディショナルカード取得
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/13 13:02
来季の出場権をかけて戦う米女子ツアーのファイナルQT(フロリダ州、LPGAインターナショナル)は現地時間12日、最終ラウンドの競技を終了。降雨と強風が重なりフロリダとは思えない低温に各選手とも苦しむ中、日本勢では韓国の高校に通う18歳の野村敏京が通算8オーバー39位タイに入り、31位〜40位までに与えられる条件付き(コンディショナル)カードを取得するにとどまった。
一方、前日27位タイにつけていたペパーダイン大学在学中の20歳・金子絢香は、上がり3連続ボギーを叩き6オーバー78と大崩れ。通算8オーバー39位タイに後退し、トップ40以内に与えられるコンディショナルのステータスを確保するため、野村ら5人によるプレーオフに臨んだがそこでも敗退。これで金子は来季ツアーへのフル参戦の道が閉ざされたことになる。また、福島出身の21歳・中田順子(通算9オーバー44位タイ)、神奈川出身の28歳・西山ゆかり(通算15オーバー66位タイ)の2人もシード権圏外に沈み大会を終えた。
今回のファイナルQTトップ通過は、04年クラフト・ナビスコ選手権で2位に入った経験のあるアリー・ソン(韓)。メジャーで優勝争いを演じるもここ数年はケガと体調不良でシードを落としていたが、「どんな大会でも1位になれるのは嬉しいもの」と通算6アンダーでのトップ通過を喜んだ。2打差の単独2位に17歳の現役高校生ジェシカ・コルダ(米)が食い込み、上位20名が来季のフルシード権を獲得している。