有名テニスプレーヤーを父に持つ17歳J.コルダがQT突破
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/12/13 13:01
風雨が吹き荒れる悪天候の中、17歳の現役高校生ジェシカ・コルダ(米)が来季の米女子ツアー出場権を勝ち取った。
現地時間12日に行われた同ツアーのファイナルQT(フロリダ州、LPGAインターナショナル)最終ラウンド。来季の出場権を獲得するためにはトップ20入りが絶対条件の難関を、前日首位に躍り出たコールダはスコアを5つ落としながらも2位でクリア。「今日はすごくタフなコンディションだったけど、こうして夢が叶って良かった」と現役プロたちに混じり堂々の戦いぶりを見せつけた。
実はジェシカの父、ペトル・コルダはチェコ出身の有名テニスプレーヤー。1998年の全豪オープンでグランドスラム優勝を果たし、プロツアーでもシングルス10勝、ダブルス10勝を挙げる強豪選手だった。そして、同郷のプロテニス選手と結婚し生まれた長女がジェシカ。まさにアスリートとしては“サラブレッド”であるジェシカは、2008年の全米女子オープンに弱冠15歳にしてアマチュア出場。キャディを務めた父と共に親子二人三脚でメジャーを戦い抜き、19位タイの好成績を収めていた。