E.エルス連続『65』で奪首! R.グーセンが2位追走
初日の荒天順延の影響で進行が遅れている中、南アフリカを代表するビッグネーム2人がリーダーボードの上位を独占した。
南アフリカのサンシャインツアーと共催で行われている欧州ツアーの2011シーズン第2戦、南アフリカ・オープン(ダーバンCC)は現地時間18日、大会3日目にしてようやく第2ラウンドの競技を終了。第1ラウンドに続き7アンダー65をマークしたアーニー・エルス(南ア)が通算14アンダーまでスコアを伸ばし、前日の3位タイから単独トップに躍り出た。2打差の2位に前日のトーナメントリーダーのひとり、レティーフ・グーセン(南ア)がつけている。
その他、通算11アンダーの3位にプロ転向したばかりのティーンエージャー、ロメイン・ウォッテル(仏)。通算10アンダー4位タイで全英オープンチャンピオンのルイス・ウーストハウゼン(南ア)とチャール・シュワーツェル(南ア)が続いているが、前日首位タイのアレックス・チェイカ(独)はスコアを伸ばせず通算8アンダー7位タイに後退した。
自身4年ぶり通算5度目の南アフリカ・オープン制覇を目指すエルスは、この日7バーディ、ノーボギーと完璧な内容。「ショットの調子が非常に良いので自信を持ってティーグランドに上がれている」と納得の表情を見せた。最終日は36ホールの長丁場になるが「アマチュアの頃よくやっていたことだし、流れをキープ出来るからかえって良いかもしれない。もちろん簡単なことじゃないけど、あまり先のことを考えないようにするよ。今週は我慢のゴルフが出来ているので、明日もその通りやるだけ」と冷静に前を見据えている。
なお、今大会では第1ラウンドを消化するのに2日間を要したため、第2ラウンド終了後の予選カットが当初予定されていた65位タイから50位タイに変更。その結果、前週のシーズン開幕戦で優勝したパブロ・マーティン(スペイン)が通算3アンダーのカットラインに1打足りず予選落ちとなっている。