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石川遼がJGTPC副会長に再任

更新日:2022/10/26 00:57
石川遼がJGTPC副会長に再任

 

 アジア選抜と欧州選抜の名誉を賭けた戦い、ザ・ロイヤルトロフィ(現地時間7〜9日/タイ、ブラックマウンテンGC)出場のため、4日に日本を発った石川遼。プロ4年目となる今シーズンは、昨年に引き続き日本ゴルフツアー選手会(JGTPC)の副会長という立場で過ごすことが決まっている。

 JGTPCは年明け早々の3日に第1回理事会を開き、今年度の理事メンバー及び理事職を決定。選手会長の宮本勝昌をサポートする5人の副会長のうちの1人に、昨年史上最年少で副会長に抜擢された石川が再任したのだ。水面下では「会長に選出されるのでは」という話もあったというが、時期尚早ということで昨年に続き副会長に落ち着いた石川。「周りの先輩方から色々なことを学んで、それを受け継いで後輩たちに伝えていきたいと思います。宮本選手会長を様々な形でサポートしていきたいです」とコメントした。3か月後に控えるマスターズをはじめ海外メジャーでの優勝という大目標を掲げる中、国内ツアーではロープの外でも大忙しの生活が待ち受けていることだろう。

 選手会長の宮本は2年ぶりの復職となり、他の副会長には藤田寛之、桑原克典、横田真一、近藤共弘。前会長の深堀圭一郎は宮本、横田と共に日本ゴルフツアー機構(JGTO)の理事と兼任する形でJGTPCの理事を務める。最年長理事は56歳の中嶋常幸で、26歳の額賀辰徳と25歳の池田勇太が理事初選出。外国人担当理事には昨季賞金王の金庚泰(韓)とブレンダン・ジョーンズ(豪)が就任。こちらは昨年秋に麻薬所持で逮捕、起訴されたウェイン・パースキー(豪)の事件があった後だけに重責な役職となる。

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