C.ホフマンに最終18番ホールの悪夢
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/01/09 14:12
現地時間8日に行われた米男子ツアーのシーズン開幕戦、ヒュンダイ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(ハワイ、プランテーション・コース at カパルア)第3ラウンド。猛チャージをかけたのが24位タイからスタートしたチャーリー・ホフマン(米)だった。
序盤から好調なプレーで17番までに9バーディ(1ボギー)を奪いリーダーボードを駆け上がったホフマン。ところが、優勝戦線が目前に迫った最終18番パー5で痛恨のミスを犯してしまう。コース最難関といわれる663ヤードのフィニッシングホールで、ティーショットを大きく曲げまさかのOB。なんとか4打目でグリーンに乗せるも、そこから3パットを喫してダブルボギーフィニッシュ。結局第3ラウンドは6アンダー67にとどまり、通算9アンダー13位タイで最終日を迎えることになった。
「今日はドライバーも良かったしパットも冴えていた。途中まではかなり良いプレーが出来ていたんだけどな…。最後にダブルボギーを叩いたのは悔やまれるが、内容的にはほぼ納得している」とホフマン。今大会54ホールを終えた時点でのバーディ数は19。これは第3ラウンドを終え首位タイに立つスティーブ・ストリッカー(米)の20個に匹敵する。しかし、ホフマンはダブルボギーも多く、初日1個、2日目2個、3日目1個と浮き沈みが激しいのがタマにキズだった。
「このコースは気を抜くとすぐダブルボギーが出る」と語るホフマンだが、まさに身を以てそれを証明した形だ。開幕戦Vがかかる明日の最終日、優勝を狙う選手たちは彼の失敗に学び、いかにミスを減らしダブルボギーを叩かないゴルフをするかが課題になりそうだ。