初日中止のソニーOP、選手たちはツイッター三昧!?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/01/14 15:35
豪雨によるコースコンディション悪化の影響で初日のプレーが中止となった米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ(ワイアラエCC)。こんな時のコースにはありがちの光景だが、選手や関係者がクラブハウスにあふれ、ロッカールームにはゴルフバッグがずらりと並んだ。
中止が正式決定する前の段階ではプレー開始の可能性もあるため、コースを離れることもできずに時間をつぶす選手たち。その方法は様々だが、中でも目立ったのはツイッターに状況を書き込むプレーヤー。ツアーの公式サイトでも、この日のレポートで各選手の“つぶやき”を取り上げたほど。その中の一部をのぞいてみよう。
元マスターズ王者のザック・ジョンソン(米)は「またサスペンデッド! 練習場はできないしコースもぐちゃぐちゃ…。映画かな? 水族館かな? トレーニング? うたた寝? 水泳? ランニング? それとも何か食べる? EAスポーツの(テレビゲーム)『タイガー・ウッズ PGAツアー』があればなぁ〜。子供たちと水族館に行く代わりにゴルフの練習ができるのに(笑)」。
ジャスティン・ローズ(英)が「雨で2日続けて練習できないよ。ルーキーたちはむずむずしてるに違いないね」と若手を気遣えば、ベテランのポール・ゴイドス(米)は「ビッグニュース! イアン・ポルターが洋服セールをやってるよ」と、ごった返したロッカールームの様子を伝える。独特のウェアが売り物のライバルを皮肉ったツイートだ。
こうして、各選手とも成す術のない時間を過ごした挙句のプレー中止。2日目以降はのんびりしている暇などなさそうだが、イライラせずにこんな時間と上手に付き合うことも米ツアーで戦うには大事な要素のひとつになるのだろう。