ソニー・オープン・イン・ハワイ初日は豪雨中止
更新日:2011/01/15 12:10
掲載日:2011/01/14 13:48
現地時間13日に開幕する予定となっていた米男子ツアーのフルフィールド初戦、ソニー・オープン・イン・ハワイ(ワイアラエCC)は、前日から降り続いた豪雨の影響でコースコンディション悪化が著しく、大会初日の競技が中止となった。
前日のプロアマがキャンセルになるほどの雨は48時間以上降り続け、当初は4時間遅れでのスタートが発表されていた。だが天候は一向に回復せず、予報も悪い上にコース内も水浸しとあって、この日の早朝に中止が決定。メジャー3勝のアーニー・エルス(南ア)や昨季フェデックスカップ王者のジム・フューリック(米)、賞金王マット・クーチャー(米)らをはじめ実力者たちが勢揃いした大会だが、自然の力の前に水をさされる格好となった。
今後の予定は金曜日(14日)に第1ラウンド、土曜日(15日)に第2ラウンドを行い、通常は70位タイまでの予選カットラインを60位タイまでに変更。日曜日(16日)に決勝ラウンド36ホールの競技を行うことになる。
日本勢も今田竜二、丸山茂樹、薗田峻輔、小田孔明、松村道央、高山忠洋、そして18歳のアマチュア松山英樹(東北福祉大)の計7人が参戦予定だったが、注目の初日は“水入り”。今田や丸山のように米ツアー経験豊富な選手たちにとっては慣れたことだが、アマの松山などは戸惑いを隠せない事態だ。昨年のアジアアマ優勝でマスターズ出場を自力で決めた大物が、早くも海外ツアーの洗礼を受けている。