日本勢無念… 丸ちゃん以外は予選で姿消す
丸山茂樹とスチュアート・アップルビー(豪)が通算10アンダーで首位に並び、最終日を迎えることになった米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ(ワイアラエCC)。丸山以外の日本勢の結果は芳しくなかった。
体調不良もあり第1ラウンドで113位タイと大きく出遅れていた今田竜二は、第2ラウンドで“らしさ”を取り戻し粘りのゴルフを展開。6バーディ(2ボギー)を奪い4アンダー66とスコアを伸ばしたが、通算1アンダー68位タイ止まり。予選カットラインはぎりぎりでクリアしたものの、初日が荒天中止となり最終日に36ホールを敢行する都合上、決勝ラウンドを戦えるのは通算3アンダー43位タイまでの選手。惜しくも2打足りずに今田の今季初戦は終了した。ちなみに、予選は通過したものと見なされ賞金は配分される。
そしてもう1人、今田同様に割りを食ったのが松村道央。第2ラウンドで4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー69にスコアをまとめたが通算1アンダー68位タイにとどまり、最終日に進むことはできなかった。一方、イーグルあり、ダブルボギーありの出入りの激しいゴルフで1アンダー69をマークした薗田峻輔も初日の出遅れが響き、通算3オーバー115位タイで予選落ち。小田孔明も「パターが入らなかった」と芝目のきついグリーンに手こずり、通算4オーバー119位タイに終わり「残念です」という言葉を絞り出すのが精一杯だった。
また、マスターズ出場権を持つ注目の18歳アマ松山英樹は、序盤の2番でダブルボギー、3番でボギーを叩くも立て直して3バーディを奪取。大器の片鱗を見せたがスコア的にはカットラインに遠く及ばず、小田と同じ通算4オーバー119位タイで会場を後にした。高山忠洋は第2ラウンド開始前に棄権を表明しており、最終日の決勝ラウンド36ホールをプレーする日本勢は丸山ただ1人となっている。