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裏街道から優勝? T.クラーク惜しくも2打足りず

更新日:2022/10/26 00:57
裏街道から優勝? T.クラーク惜しくも2打足りず

 

 予選ラウンド2日間を終え首位と6打差の32位タイにつけていたティム・クラーク(南ア)が、最終日に“あわや”優勝の快進撃を見せた。

 現地時間16日に行われた米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイ(ワイアラエCC)決勝ラウンド。荒天による日程の遅れで最終日に36ホールを消化したが、最後の最後に見せ場をつくったのがクラークだった。午前の第3ラウンドで4アンダー66、午後の最終ラウンドで6アンダー64と猛チャージをかけ通算14アンダー。優勝者マーク・ウィルソン(米)に2打差の2位タイに食い込んだ。

「今日のスタート前はトップの背中が見えないくらい引き離されていたけど、頑張れば届くかもしれないという気持ちがどこかにあった」とクラーク。10番からスタートした最終ラウンドの最終ホール(9番)で仮に5メートル弱のイーグルチャンスをものにしていれば、その時点で首位に並びかけていたところ。上がり4ホール中、3バーディを奪ったのだから内容的には素晴らしいが、もし最終ホールでのイーグルパットが決まっていれば、裏街道からスタートした選手の大逆転劇が現実のものとなっていたかもしれない。

「後半はアイアンショットが冴えていた。もう少しパットが決まっていれば…と思わなくはないが、それでも自分としては十分納得している」とクラーク。昨年のザ・プレーヤーズ選手権以来となる米ツアー通算2勝目は次回に持ち越しだ。

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