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3位タイから逆転狙う藍&桃子!

更新日:2022/10/26 00:57
3位タイから逆転狙う藍&桃子!

 

 3年前の今大会チャンピオン、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)が独走態勢に入る中、宮里藍と上田桃子のコンビも必死で上位に食らいついている。

 米女子ツアー2010年シーズン開幕戦ホンダPTT LPGAタイランドは、タイのサイアムCCを舞台に現地時間の20日、第3ラウンドの競技を終了。前夜の雨でグリーンのスピードが変化したのに加え厳しいピンポジションに、同組で回った宮里(藍)と上田はスコアメイクに苦しんだ。

 前日までノーボギーの快調なゴルフだった宮里(藍)は5番でボギーを先行させると中盤盛り返したものの、16番でこの日2つ目のボギー。それでも最後は勝負強さを発揮し、最終18番をバーディでしめくくり「よく我慢したと思います。最後のバーディは大きかった」と最終日につながるバーディを喜び、2アンダー70でフィニッシュ。通算12アンダーとし、首位のピーターセンに6打差ながら3位タイの好位置をキープした。

 一方の上田も序盤の3番と5番でボギーを叩きズルズルと後退しそうになったが、6番でセカンドショッとをピンそば20センチにつけるスーパーショットでバーディを奪って立ち直り、中盤に4バーディの猛攻。上がり2ホールも連続バーディで締めくくり、宮里(藍)と同じく通算12アンダー3位タイで最終日を迎えることに。

 2人の前に立ちはだかるのが3日間ノーボギーの通算18アンダーとしたピーターセン。ツアー通算6勝を誇る世界ランク3位の強豪だが、前回この大会で優勝した時は、最終日を2位に7打差でスタートしながら楽勝どころかスコアを伸ばせず混戦模様に。果たして今回はどんな展開が待ち受けているのだろうか? このままピーターセンがスコアを伸ばし続ければ追いつくのは難しくなるが、ゴルフは最後まで何があるかわからない。最終日も“藍と桃子”の健闘に期待したい。

 その他の日本勢は諸見里しのぶが4バーディ、4ボギーの出入りの激しいゴルフでイーブンパー72止まり。通算2オーバー38位タイに低迷しており、3日目にしてようやくアンダーパー(1アンダー71)をマークした宮里美香は通算3オーバー41位タイ。

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