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A.キム&C.ビジェガス首位並走!

更新日:2022/10/26 00:57
A.キム&C.ビジェガス首位並走!

 

 風が止み絶好のコンディションに恵まれた大会2日目。コースレコード(タイ)が続出する中、次世代を担うアンソニー・キム(米)とカミロ・ビジェガス(コロンビア)の若手2人がリーダーボードの最上段を分け合った。

 米男子ツアーのフロリダシリーズ初戦ザ・ホンダ・クラシックは、PGAオブ・アメリカが本拠地を構えるフロリダ州のPGAナショナルを舞台に現地時間の5日、第2ラウンドの競技を終了。コースレコードに並ぶ6アンダー64と爆発したキムが、通算8アンダーでライバルのビジェガスと共にトップタイへ浮上。1打差の3位にベテランのビジェイ・シン(フィジー)、通算6アンダー単独4位にジェリー・ケリー(米)が続く展開。

 また初日43位タイと出遅れていたマイク・ウィアー(カナダ)がやはりコースレコードタイの6アンダー64をマークし、通算5アンダーで一気に 5位タイまでジャンプアップ。初日首位タイのネイザン・グリーン(豪)はウィアーと同じ5位タイ、マイケル・コーネル(米)は通算4アンダー10位タイに後退している。

 10番スタートのキムは終盤に連続バーディを奪って首位に並びかけると「すごく気分が良い。ずっとハードワークを続けて来て、ようやく成果が出始めた。去年から今年にかけ、4日間コンスタントに優勝を狙えるスコアを並べることが出来ていなかったけれど、これで自信になった。また優勝者の仲間入りをするチャンスが生まれた」と久々の上位に喜びを隠せない。

 一方ビジェガスは「前半パットが入らなかったけれど、よく耐えた。それが後半の4連続バーディにつながった」と粘り強さを発揮。今季WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権でセルヒオ・ガルシア(スペイン)を破って3位、前週のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンでも8位タイと目下好調のビジェガスにとって、優勝を争うのがキムなら相手にとって不足はない。

 ビッグネームはメジャー3勝のパドレイ・ハリントン(アイルランド)が2日連続1オーバー71で通算2オーバー44位タイに低迷中。ガルシアは通算3オーバーでアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)、歴代優勝者のアーニー・エルス(南ア)らと同じ61位タイとカットラインぎりぎりで予選突破を果たしたが、前週2位のルーキー、リッキー・ファウラー(米)は通算4オーバーで決勝ラウンド進出を逃している。

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