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藍、6位タイ浮上!「チャンスある」

更新日:2022/10/26 00:57
藍、6位タイ浮上!「チャンスある」

 

 6日に行われた国内女子ツアーのダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント(沖縄・琉球ゴルフ倶楽部)第2ラウンド。首位と3打差の8位タイからスタートした注目の宮里藍は、4バーディ、3ボギーの1アンダー71で回り、諸見里しのぶ、不動裕理らと並ぶ通算3アンダー6位タイに浮上した。トーナメントをリードしたのは、通算5アンダーまでスコアを伸ばした地元出身の上原彩子、馬場ゆかり、アン・ソンジュ(韓)の3人。1打差の4位タイに最終ホールでイーグルを奪った有村智恵と08年大会チャンピオンの宋ボベ(韓)が続いている。

「昨日に引き続き風が強く難しくて、(前半は)フラストレーションが溜まった」とこの日のラウンドを振り返った宮里。その言葉通り、序盤の3、4 番で連続ボギーを叩く最悪の立ち上がり。その後も1バーディ、1ボギーとスコアを伸ばせず、2オーバーでハーフターンした。しかし、折り返し直後の10番でセカンドショットをチャンスにつけてバーディを奪うと、11番パー5でも渾身のバーディを奪取。さらに13番でもスコアを伸ばして、首位と2打差の6位タイへと順位を上げた。

 3週連続優勝については「(3連勝は)終わってみての結果なので、最後まで一打一打しっかりやっていきたい」と冷静だったが、「チャンスはあると思う」と“優勝”の二文字に向け、静かに闘志を燃やしていた。最終日、ホンダPTT LPGAタイランドで見せた猛チャージで、宮里が再び栄冠を奪取するのか? 注目したい。

 その他、序盤から快調にスコアを伸ばしていた上田桃子は、中盤以降崩れて2バーディ、4ボギーの2オーバー74でホールアウト。前日トップの森田理香子と同じ通算イーブンパー21位タイ、昨季女王の横峯さくらも古閑美保と並ぶ通算1オーバー34位タイに後退した。また、美人プロとして注目を集める竹村真琴は通算14オーバーで予選落ちしている。

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