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E.エルス、P.ミケルソンら強豪に日本勢が挑む

更新日:2022/10/26 00:57
E.エルス、P.ミケルソンら強豪に日本勢が挑む

 

 4月2週目のマスターズをにらみ、アーニー・エルス(南ア)が万全の態勢を整えようとしている。

 現地時間25日に開幕する米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待(フロリダ州オーランド、ベイヒルC&ロッジ)は、名手アーノルド・パーマー(米)がホストを務める特別なトーナメント。日程的にも今季最初のメジャー大会マスターズ(4月8〜11日、ジョージア州アトランタ、オーガスタナショナルGC)の2週前とあって、選手たちはすでに最終調整モードに入っている。

 今大会に6勝しており、今年も3連覇がかかっている大本命のタイガー・ウッズ(米)は、残念ながらスキャンダルの余波で欠場。これに対してホストのパーマーは「残念だ」とコメントしているが、他の選手にとっては逆にビッグチャンスとなる。

 優勝候補の筆頭に挙がっているのはエルスだ。1998年に優勝したこともあり、コースとの相性は良い。その上、2週前にはWGC-CA選手権でおよそ2年ぶりとなる米ツアー復活優勝も飾っており、調子と自信を取り戻している。全米オープン2勝、全英オープン1勝の実力者だが、マスターズは未勝利。グリーンジャケットへの思いは人一倍強いだけに“パーマーの庭”で勝って、弾みをつけたいところだ。

 一方、今季好調のスティーブ・ストリッカー(米)は、2002年から2005年まで4年連続予選落ちとこの大会は不得意で、その後の4年間は出場していない。だが世界ランクNo.2の実力者へと変貌している今年は満を持して参戦。同3位フィル・ミケルソン(米)とともに、ベイヒルC&ロッジに立ち向かう。

 また、世界ランキングで日本勢首位(39位)となった池田勇太、同40位の石川遼、そして米ツアー2勝目を狙う今田竜二の3人も出場。パーマーから讃えられる名誉の表彰式を目指して戦い抜く。

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