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藍、3試合連続Vならず! 優勝は韓国の新星セオ

更新日:2022/10/26 00:57
藍、3試合連続Vならず! 優勝は韓国の新星セオ

 

 宮里藍の開幕3試合連続優勝の夢は破れた。

 米女子ツアー今季第3戦のキア・クラシック(カリフォルニア州ラ・コスタリゾート&スパ)は現地時間28日、最終ラウンドの競技を行った。ツアー史上初の開幕3連勝に挑んだ宮里(藍)だったが、初日の出遅れを最後までとり戻すことができず、この日も1バーディ、1ボギーのイーブンパー72でホールアウト。通算6オーバー39位タイと平凡な成績に終わった。

 米本土初戦ということで各選手が気合を入れ直して臨んだ今大会。しかし結果は韓国勢の強さを改めて思い知らされるものとなった。スポンサー招待で出場した韓国出身のセオ・ヒーキョンが、5打差単独首位からスタートしたアドバンテージを最後まで守り切り、通算12アンダーでフィニッシュ。16番でダブルボギーを叩いたものの、2位のインビー・パーク(韓)に6打差をつける圧倒的な強さでツアー初優勝を飾った。

 韓国ツアー通算11勝の実績を持つセオは、今回はスポンサー推薦のチャンスを生かして勝利。また、韓国からニューヒロインが誕生した。

 通算5アンダー3位タイに申智愛(韓)、リー・ジヨン(韓)、キャンディ・クン(台)。トップ10以内にアジア人以外で入ったのは、通算4アンダー6位タイのモーガン・プレセル(米)、カトリオーナ・マシュー(スコットランド)、ミッシェル・ウィー(米)の3人だけ。ウィーは国籍こそアメリカだが、両親は韓国人とルーツはアジア。今大会でもアジアンパワー炸裂を証明した。

 その他、上田桃子はイーブンパー72で回って通算2オーバー24位タイ。ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のロレーナ・オチョア(メキシコ)は、3オーバー75と良いところなく通算8オーバー52位タイに終わっている。

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