米男子ツアー 16番からのクライマックスホールに注目!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/02/03 12:00
米男子ツアー屈指の大観衆で知られるウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(現地時間3日開幕/アリゾナ州、TPCスコッツデール)。中でも162ヤードの16番パー3は“ザ・スタジアム”と呼ばれており、ホール全体がスタンドで囲まれ選手がショットを打つ度に大歓声が上がることでも有名だ。
ゴルフコースというより球場のような雰囲気に包まるこの名物ホール。1つのショット、1つのパットに割れんばかりの拍手や指笛が巻き起こるかと思えば、つまらないミスには大ブーイングやため息が容赦なく浴びせられる。選手によっては嫌がる者もいるが、「ここで喝采を浴びてこそプロ冥利に尽きる」と思っている者も数多くいるという。
続く17番も盛り上がるパー4。332ヤードと距離が短く、過去23年間の平均スコアは3.718。バーディが当たり前のホールなだけに、これを待ち構えているギャラリーが大半だ。大会2勝の飛ばし屋、J.B.ホームズ(米)などは3番ウッドで1オンさせてしまうほど。「(TPCスコッツデールの)17番はツアー全体を見ても最高のパー4のひとつ。ピン位置がわずか奥にずれるだけで、ガラリと展開が変わる。最終18番もとてもタフだから、このコースの上がりホールな素晴らしくチャレンジングだよ」とホームズは絶賛している。
出場選手の誰もがいつもとは違うエキサイティングな空気に包まれるウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン。16番からの“クライマックスホール”を制して栄冠に輝くの果たして…!?