好調の今田竜二が暫定11位タイ浮上!
大寒波に見舞われているビッグトーナメントで今田竜二が好調なゴルフを続けている。
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン(アリゾナ州、TPCスコッツデール)は現地時間5日、日没サスペンデッドとなっていた第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を行ったが、初日からコース凍結の影響で2日連続順延となり大幅に進行が遅れ、この日も第3ラウンドの1組目が5ホールを消化したところで日没サスペンデッド。そんな中、第1ラウンドから好調の今田は第3ラウンド1ホール目を終え、通算8アンダー暫定11位タイまで順位を上げている。
前日は第2ラウンドの16番パー3でティーショットを打った直後に競技中断となった今田。スタンドの大観衆に囲まれるTPCスコッツデールの名物ショートホール、ここの2打目からスタートしたこの日はいきなりグリーン脇から残り5ヤードを直接カップインさせる最高の立ち上がりを見せる。続く17番パー4でもセカンドをピンそば2メートルに寄せ難なくバーディを奪うと、第2ラウンドをノーボギーの4アンダー67でホールアウト。通算7アンダーの20位タイで楽々と予選ラウンドを通過する。
引き続き行われた第3ラウンドでは、インスタートの出だし10番パー4で再びセカンドをピンに絡ませバーディ奪取。11番のティーショットを打ったところで日没となり、通算8アンダー暫定11位タイとトップ10圏内目前まで迫り大会3日目のプレーを終了した。現時点での上位陣はいずれも第3ラウンドをスタートしていない選手で、通算14アンダーのトミー・ゲイニー(米)が暫定首位。1打差の暫定2位でマーク・ウィルソン(米)、2打差の暫定3位でビル・ハース(米)が続き、第2ラウンドを6アンダー65の好スコアで回ったフィル・ミケルソン(米)が通算10アンダー暫定5位タイの好位置につけている。
なお、今大会は4日間で最終ラウンドまでの全競技を消化できず、決着は現地時間7日の月曜日へ持ち越される。