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ホロコースト被害者がシニア大会に抗議

更新日:2011/02/09 13:01
ホロコースト被害者がシニア大会に抗議

 

 ホロコースト(第二次大戦中に行われた旧ナチスのユダヤ人大量虐殺)を生き残った人々が、米男子ゴルフのシニア大会への抗議を予定しているようだ。

 米チャンピオンズツアー今季第3戦のアリアンツ選手権は、現地時間11日にフロリダ州のジ・オールドC・アット・ブロークンサウンドで開幕を予定してる。大会スポンサーであるドイツ系保険会社のアリアンツは、過去にホロコーストの被害者に対して補償を行った経緯があるが、被害者たちからすれば、それは当然完璧なものとは言いがたい。地元紙によると、その被害者たちが「ゴルフの試合に出すお金があるなら、第2次大戦から65年も経つのに、なぜ我々に約20億ドル(約1,650億円)にも及ぶであろう保険金を払わないのか」という議論を行っているようだ。

 もっとも、同社がスポンサーで大会が行われるのは初めてというわけではないが、ホロコーストを生き延びた人々との確執は根深く、たびたび怒りの声が上がっている。

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