Y.ツェンが2週連続V! 自身初の世界ランク1位へ
更新日:2011/02/13 17:41
掲載日:2011/02/13 17:36
欧州、豪州両女子ツアー共催のANZ RACV レディースマスターズ(豪州、RACVロイヤルパインリゾート)は現地時間13日に最終ラウンドの競技を終了。この日単独トップからスタートしたヤニ・ツェン(台)が1イーグル、3バーディ、1ボギーの4アンダー68で回り、後続に4打差をつける通算24アンダーで見事に優勝。前週のISPSハンダ・オーストラリアン女子オープンに続く2週連続Vを達成した。
前週の優勝でロレックスランク(女子世界ランク)2位となっていたツェンは、今大会の結果により来週発表される最新ランキングで申智愛(韓)を抜き1位に浮上することが決定的。昨年5月に元女王のロレーナ・オチョア(メキシコ)が現役を退いたことで熾烈を極めるようになった世界ランクNo.1争い。現在まで申、宮里藍、クリスティー・カー(米)がその座に就いてきたが、今回のツェンでオチョア引退後4人目の女王誕生となる。
なお大会の最終成績は、通算20アンダー2位タイにステイシー・ルイス(米)と国内女子ツアーでも活躍するニッキー・キャンベル(豪)。昨年大会を通算26アンダーの優勝スコアで制したホール・オブ・フェイマーのカリー・ウェブ(豪)は通算16アンダー9位タイ。日本勢唯一出場の上田桃子は最終ラウンドで3オーバー75とスコアを崩し、通算2アンダー68位タイで4日間の競技を終えた。