インド開催の欧州ツアーに日本勢4人が参戦

　欧州、アジア、インドの3ツアーが共催するビッグイベント、アバンサ・マスターズ（インド、DLF G＆CC）が現地時間17日に開幕。中国に次ぐ世界2位の人口を誇るインドでは、同国ゴルフ界の第一人者ジーブ・ミルカ・シンをはじめとする面々の活躍により、ゴルフがポピュラーなスポーツになりつつある。

　2016年リオデジャネイロ五輪での正式種目化もあって、近年インド国民のゴルフに対する興味が急上昇。その証拠に現在国内にあるゴルフ場は約230コース、過去10年間で20〜25％増という勢いを見せており、当然ゴルフ人口も増加している。それだけに、シンらインドのトッププロが数多く出場する今大会の注目度も高く、賞金総額も前年比20％アップの180万ユーロ（約2億円）。選手たちのモチベーションを刺激する額となっている。

　日本勢では平塚哲二、谷原秀人、丸山大輔、久保谷健一の4名が参戦。国内ツアー開幕前に一旗揚げようと意気込み十分だが、特に気合が入るのが昨季アジアンツアーで2勝している平塚だ。欧州ツアーと共催の今大会で勝てば現在75位の世界ランクもさらに上がるとあって、初日が待ちきれないといった様子。その他、ポール・ブロードハースト（英）、ソレン・ハンセン（デンマーク）、トンチャイ・ジェイディ（タイ）ら欧州＆アジアの実力者たちも出場する。