国内女子ツアー、小林浩美新体制がスタート
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/02/17 13:24
国内女子ツアーを主宰する日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は16日、都内で定期総会を行い、昨年12月の総会で選出されていた小林浩美新会長を正式に承認。前会長の樋口久子の退任及び相談役就任も発表された。
65歳の樋口から一気に若返った48歳のLPGA新会長。その最初の仕事は米欧両女子ツアーとのバランスを取ることだった。昨年までは米ツアー賞金ランク20位以内、欧州ツアー賞金ランク10位以内の選手を国内QT3次試験まで免除としていたが、今後はこの優遇措置が廃止され、国内選手と同様に1次予選から出場することが義務づけられる。
また、宮里藍や上田桃子など海外ツアーを主戦場とする日本人プレーヤーに関して、国際登録をすれば出場義務試合数に足りなくても罰金100万円でシード権が維持されるルールも撤廃。いずれの規則変更も海外勢の国内ツアー参入がより厳格化される形となっている。