暫定首位に9人並走、4打差までに68人の大混戦!
現地時間17日に行われた米男子ツアーのノーザン・トラスト・オープン(カリフォルニア州、リビエラCC)第1ラウンドは、出場144選手中(棄権1人)14人がホールアウトできずに日没サスペンデッドが決まったが、暫定首位グループには4アンダー67で18ホールを回り終えた9人が並ぶ大混戦。さらに4ストローク差までに68人がひしめき合い、ベテラン、若手が入り乱れるオープニングラウンドとなった。
上位陣を見ると、暫定トップには欧州ツアー賞金王の経験を持つカール・ペターソン(スウェーデン)、米ツアー1勝のマーティン・レアード(スコットランド)ら欧州勢から、ジョン・センデン、ロバート・アレンビー、アーロン・バデリーの豪州勢、そしてビル・ハースやJ.B.ホームズの地元米国勢とバラエティに富んだ顔ぶれ。1打差の暫定10位タイにもフレッド・カプルス(米)、ビジェイ・シン(フィジー)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)など元メジャー王者がつけている。
また、今季トップ10入り2度のダスティン・ジョンソン(米)はキャディがスタート時間を間違え競技開始に遅刻。5分以内の遅れで失格は免れたが、スタートホールの1番に2打罰がつきダブルボギー発進。これが響いたのか2オーバー73の暫定91位タイと苦しい滑り出しとなってしまった。「遅刻なんて今までしたことがないから競技委員が来たとき『一体何を言ってるんだ?』って聞き返しちゃったよ」と苦笑いのジョンソン。キャディはプロアマと予選ラウンドのスタート時間を混同してしまったようで、こちらは反省しきりだった。
3人出場している日本勢はいずれもホールアウトし、イープンバー71で暫定40位タイの池田勇太が最高位。石川遼は5オーバー76で暫定126位タイ、今田竜二は8オーバー79で暫定139位タイと大きく出遅れている。