遼、激戦落とし初戦敗退…日本勢は初日で全滅
更新日:2011/02/24 14:00
掲載日:2011/02/24 09:40
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季初戦、アクセンチュア・マッチプレー選手権(アリゾナ州、ザ・リッツ-カールトンGC)が現地時間23日に開幕。大会初日は1回戦の各試合が行われ、2年連続出場となる石川遼がチャール・シュワーツェル(南ア)との20ホールにも及ぶ激戦を落とし、昨年3回戦進出を果たした同大会での初戦敗退が決定した。
現在世界ランク39位の石川は、同ランク25位と格上のシュワーツェルに対し序盤から一歩も譲らぬ互角の展開を見せると、オールスクエア(AS)で迎えた7番でバーディを奪い1アップとリード。直後の8番パー5で相手にイーグルをマークされASとなるも、後半11番をバーディとして再び1アップ。ところが14番で石川がボギー、15番でシュワーツェルがバーディを奪い一気に逆転されてしまう。石川は1ダウンで迎えた最終18番をパーで上がりASに戻し、なんとか延長戦に持ち込んだものの、サドンデス2ホール目の2番パー5で痛恨のボギーを叩き無念の敗退となった。
一方、石川と同じく2年連続出場となる池田勇太は欧州の実力者、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)と対戦。世界ランクでは格上、しかも欧州ツアー通算18勝を挙げる47歳のベテラン相手に中盤まで1アップのリードを奪っていたが、13番、14番を続けて落とし1ダウン。さらに終盤の16番で2ダウンと引き離され、後がなくなったドーミーホールの17番でドローに終わり2アンド1。池田は昨年に続き1回戦敗退となっている。
また、初出場の藤田寛之も08年欧州ツアー賞金王のロバート・カールソン(スウェーデン)に5アンド3の大差で敗れ、今大会に出場している日本勢3人がいずれも初日で姿を消すことになった。