朴仁妃が逆転で開幕戦V 今年も韓国旋風続くか…?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2011/03/06 16:45
国内女子ツアーの今季開幕戦ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントは6日、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。トップと3打差の5位タイからスタートした朴仁妃(韓)が通算11アンダーまでスコアを伸ばし、逆転優勝で開幕戦Vを飾った。3打差の単独2位に佐伯三貴が入り、4打差の3位タイに宋ボベとイ・ボミの韓国勢2人。単独首位で最終日を迎えた藤田幸希はスコアを4つ落とし、通算4アンダー10位タイに終わっている。
優勝した朴はツアー通算3勝目。しかも昨季最終戦のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップでも優勝しており、今季開幕戦を制したことで年またぎの2連勝を達成したことになる。昨年はシーズン全34戦のうち半数近くの15試合で韓国勢が優勝。そしてシーズン最多の4勝を挙げたアン・ソンジュが韓国人選手として初の賞金女王に輝くなど、国内ツアーに韓国旋風が吹き荒れる1年となった。そんな中で迎えた2011シーズンの開幕戦、初日から単独首位の座を守ってきた藤田が最終日で朴に逆転を許し、今年も“韓流パワー”に席巻される雰囲気が漂う結果となってしまった。
その他、この日4位の好位置からスタートした上田桃子がスコアを1つ落として通算5アンダー7位タイ、横峯さくらは通算4アンダー10位タイ、有村智恵は通算1アンダー26位タイで3日間の競技を終えている。